柏樹利弘
徳川家康の波乱の生涯を描くNHKの大河ドラマ「どうする家康」の放送が8日、始まった。家康生誕の地である愛知県岡崎市では、市主催で初回放送のパブリックビューイング(PV)が開かれ、主演の松本潤さんら出演者も駆けつけた。
この日は「東海プレミアリレー」と銘打ち、松本さんらが家康ゆかりの都市をめぐった。晩年を過ごした静岡市、青壮年期を送った浜松市でそれぞれ「出陣式」を開き、放送時間に合わせて岡崎入りした。
第1回は、若き日の家康が駿河で送った人質生活に始まり、織田信長軍と今川義元軍による桶狭間の戦いに突入する様子が描かれた。190倍超の抽選倍率で当選した約千人が観覧した。松本さんのほか、家康の家臣・酒井忠次役を演じる大森南朋さんや、正室の瀬名役を演じる有村架純さんら出演者5人が登壇し、ドラマにかける思いを語った。
PV後のトークで、松本さんは、名古屋市で1カ月ほどロケが続いた際、三河家臣団役の出演者と食事に出かけたことで「団結のもとができた」と振り返り、「みなさんにとって大切な家康公を精いっぱい演じたい」と意気込みを語った。(柏樹利弘)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル